自虐で生きている話

物心ついた頃から自虐をしてた記憶がある 多分 一番はっきりしてる古いのは小学二年生 僕兄がいないんだけどある日母に兄のお墓を目の前にして お兄ちゃんがいたらあなたはいなかったんだよ と言われた わかんないけど普通の人ならふーんそっかと思って忘れるのかもしれないけど その瞬間から ああ自分がいるから兄がいないのかそうかわたしが全部悪いんだなほんとは母は兄が良かったのに自分が生まれたせいで兄がいなくて出来の悪い妹しか残らなくて申し訳ないなあ本当に申し訳ない早く死にたい と思いそこから全部狂った 多分 自己評価低いねとかよく言われるんだけどまあ自分生まれる予定のなかったやつだったのを兄がいないため仕方なく育てていただいている分際なので自己評価低いのは当たり前なんだよな 本当に申し訳ない こんなやつ生まれてくるべきではなかっただろうにな だから本当は早く死にたいんだけれども その要らない子をわざわざお金をかけて育てていただいたのを急に死んだらただの泥棒になってしまうから 育てていただいた分のお金をちゃんと返してから死ななければいけないのでまだ死ねません ちなみに言った本人が覚えてるかわからないけど絶対最期にこれ喋って恨み言を述べたいと思っている で話が脱線したんだけど自虐が好きな話 好きというか 自分を他者と比べて卑下することで生きている感はある 伝わらないかもしれないけど 他者と自分を比較しないと生きていけない そうしないと要らない存在である自分に価値が見出せない 多分 あと半分癖になってるんだろうな 自虐しないと生きてけない

自傷遍歴はまずね 小学生の頃は大好きだった鋏でよく手首挟んで切ってた 切ったと言ってもほんと挟むだけだし手首太いし5ミリくらいの傷にしかならないんだけど よくやってた 中学になってカッターを使い始めたのかそれとも 今でも大好き▲印の剃刀を使い始めたのかわからないけど 中学でリスカが本格化した よく保健室にいてた あと心の相談室?みたいなところに先生と閉じ込められてた 成績が良かったので別に1時間くらいサボったところで大丈夫だしテストほぼ全部満点だったから怒られたりもしない ここで「成績取れてればなんでもしていいんだ〜〜」と気づいたのとクソ田舎の中学は学力がゴミなのでこんな自分でも余裕でオール5が取れる 知らんかったけど毎月一回は担任が家に来てたらしいね 一年の時から 卒業したときに知ってびびったや ちなみに中3で部活を引退するまではほぼ拒食症だった ウケるね 部活やめたら運動量減って受験のストレスで夜な夜ななんか食って10キロくらい太って高校に入った 高校も結構やなことあってリスカたくさんした時期あったね 高校卒業したらリスカもだけどODを覚えた それからピアスを開けた ピアス開けるようになってはっきり気づいたんだけど僕痛いのが好きなんだよね なんか でも他人に殴られるのとかは吐くほど嫌い あくまで自傷による痛み 鈍い痛みがいい 舌ピ開けたあとの鈍痛とか リスカは鈍痛じゃないけどまあリスカは痛いもんだからね 痛くしたくなるから痛くてちょうどいいんだよ これは他のリストカッターとは違う考えかもしれないが 「痛い痛い痛い」て思いながら剃刀手首に押し当ててるよね 切れ味の良い新品剃刀だとそんなに痛くないよ でもめっちゃ切れるからまじで注意した方がいい 剃刀は今でも心の安定剤 親にバレるとまじでまずいことになるからあんまりやらなくなった えらいね みんな自虐せずにどうやって生きてるのか知りたい どうしてそんなに自分に自信が持てる?て思うじゃんまじで 羨ましいよ そういう家に生まれたかった